智恵の一太郎
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江戸川 乱歩
About this listen
本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)
内容紹介
江戸川乱歩のこども向けのお話
数少ない少年探偵団シリーズ以外の作品!!
小学生の明石一太郎くんは、友達や近所の人から「知恵の一太郎」というあだ名で呼ばれています。
なぜなら一太郎くんは「なぜ」と「どうすれば」をいっぱい考える性格だったからです。
これはそんな一太郎くんの物語です。
一太郎くんが五年生の頃、友達の木村良雄くんとキャッチボールをしていました。
良雄くんが勢いよく投げた球は泥の池に落ちてしまいます。
二メートルほど向こうにある球をどうやっても取れず、良雄くんは家に竹の棒を取りに帰りました。
そして戻ってくると一太郎くんは球を持ってニコニコしています。
一太郎くんは池に入らず、どうやって球を取ったのでしょう?
ヒントは象の鼻です。
そして別の日。
一太郎くんが友達と雪合戦をした帰り、近所の大学生・高橋さんに声をかけられます。
知恵だめしだ、と言って雪に残った足跡の謎を出されます。
雪の上に残った足跡が途中で消えているのです。
首をかしげる友達の横で、やっぱり一太郎くんはニコニコしています。
この謎も見事に解いてしまいますが、みんなはわかりましたか?
まだまだたくさんある謎を、一太郎くんと一緒に解いてみましょう。
※ 本作品は発表時の時代背景により、今日の社会では一般的でなく、 不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。
しかし作品の オリジナル性を尊重し、当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。
オーディオ版特典 絵図付
本オーディオブックには、『智恵の一太郎』に出てきます絵図をpdfにし、より深く理解いただけるようになっております。
※PDFは音声とともに入っております。
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