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  • Summary

  • CONTENTS
    (1)ペトルーキオ。じゃじゃ馬女カタリーナに出会う・・・の巻

    (2)ペトルーキオ。父の承諾を得ると、さっさとカタリーナを娶り連れ帰ってしまう・・・の巻

    (3)ペトルーキオ。夫の特権を使い大暴れ。妻の戦意を喪失させる作戦に出る・・・の巻

    (4)カタリーナ。夫の傍若無人さに対抗する気力も萎え、付き合い方を模索し始める・・・の巻

    (5)カタリーナ。ペトルーキオ。二人の築いた夫婦共生の方法とは・・・の巻

    『強制?矯正?共生?』

    口やかましい妻を男性がやりこめ、従順な奥さんに仕立て上げるこの物語は、中世の男権社会において、
    女性のアイデンティティの確立は結婚にありという常識を前提として、非常な人気を博した作品である。
    しかし、本作は喜劇という形を取りながら、キリスト教的な考え方から男性の所有物として認識されていた当時の女性の立場の中、
    男性が勝ち気な女を貞淑な妻に改心させました、めでたしめでたし、という一方的に夫が妻をしつけるという短絡的なお話ではなく、
    お互いの出方を見ながら徐々にうまい関係性を築き、最終的には共犯者的な関係に落ち着くような夫婦の形を暗にほのめかしている。

    じゃじゃ馬を馴らすのは、本当は誰なのか。
    ©2018 PanRolling (P)Pan Rolling
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What listeners say about 50分でわかる じゃじゃ馬馴らし -シェイクスピアシリーズ8-

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